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聖女仮面 女蕊真珠
「女蕊真珠(めしべしんじゅ)」は、痴漢、強姦魔を退治する正義のヒロイン。
彼女のいる聖ヶ台はゴモラと呼ばれる闇組織による性犯罪が横行していたが、ハート型のペイスティーと
極小フンドシという女蕊真珠のコスチュームは今や性犯罪を急増させたとまで言われている始末だ。
女蕊真珠に憧れる女子高生の理絵は彼女の痴態の数々を友達から聞かされモンモンとしていた。
そんな彼女の前に女蕊真珠が現れたので、事実か確かめると、事実を認めた上で全て理由を説明してくれた。
本編は27ページなのですが、その後に女蕊真珠が理絵に宛てた真実を明かす手紙の小説4ページが
とてもよくできていて、本編の絵が脳裏にある間に読むと、いやらしい妄想に浸る事ができました。
この作品は絵も話の内容も半世紀ほど昔の大人向けエロ漫画雑誌に掲載された漫画を
思い出させてくれました。
当時はエロ・グロ・ナンセンスなんて言葉が流行っていた頃で、漫画も今の成年コミックとは
全く違ったタッチの絵で、ごく普通に街角のあちこちにエロ漫画やビニ本の自動販売機があって
独特の世界観のある本が売られていました。
実際この作品中にも今は全く見かけなくなったビニ本の自動販売機が描かれています。
また主人公である女蕊真珠は自ら悪の組織の手に落ち、変態プレイに悶え陶酔する
ど変態女で、もしこの作品が昔の大人向けエロ漫画雑誌の漫画を狙ったものだとしたら、
すばらしい完成度です。
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